人は禁止されると,なぜかやりたくなるようで。
無性に飲みたい。
今日は,4年に一度の統一地方選挙の投票日。
現在,アルコール販売禁止,公共の場での飲酒禁止(レストランも)が
敷かれているコロンビアより¿Qué tal?
(コロンビアではあんまり聞かないあいさつ)
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Ley seca(禁酒令)出るからと思って
買いに行ったけど一足遅かった。
通常土曜夜から禁酒と聞いてたけど任地は
昼にはもう発令されてた。
宅飲みとかあまりしないのに
ダメと言われるとなぜか飲みたい(笑) |
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ついでの説明。普通のスーパーでも
ワインなどの洋酒,この品揃え。
最近,日本でもじわじわ流行りの
チリワインは安くて芳醇。 |
※ 近年,落ち着いた投票日と開票であるとのことですが,日本大使館とJICA支所より
国内移動は控えるよう,投票所に近づかないよう数回にわたって注意喚起のメールが来ました。
JICAボランティアとしての私の主活動は,
任地キンディーオ県の
・算数科の教科課程の編成
・各学年の年間の指導計画の編成
・全学年の教科書の作成
・その教科書の教師用指導書の作成
の支援。
教師用指導書は,教科書の問題や考え方を使った1時間毎の
授業の仕方を説明していくもの。全学年・全時間。
コロンビアは1~5年生までが小学校なので
ざっと計算して750時間分の授業。
これは,日本の学校が1日6時間授業だから,
毎日全時間算数の授業をしたとしてだいたい半年と一ヶ月分の授業数。
その授業の流れを1つずつ文字や図に起こしていくのだ。
気が遠くなるほどのコツコツとした作業である。
私のカウンターパート(現地の相棒になる人)は,
児童の学力を向上させるために教師が行う授業を改善したいと思い
JICAボランティアを要請した。
彼女は,9年ほど前にJICAの本邦研修(日本に来て受ける研修)を受けている。
中学校の数学教師でもあるし,
現在,県庁教育局の数学部局の長も兼任している。
私は,キンディーオ県の小学校教育初代ボランティアである。
この主活動は,私が持参してきた日本の教師用指導書を見て,
1時間毎の指導書!? 日本にはそんなのがあるの!?
コロンビアにも欲しい。それ,キンディーオ県用に作ろう!
と,彼女が決めたことが始まりだった。
今回,写真はキンディーオ県の各市の風景を紹介しましょう。
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Filandia;フィランディア市 知る人ぞ知る観光地。 |
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パステルカラーの小さくてかわいい街。 |
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中央広場(最初の写真)から歩いて3分でこの風景。
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私は,カウンターパートがそれを言った時,
現在,国が発行している数種類の教科書のうち
1種類を選んでその教師用指導書を作っていくのかと思っていた。
でも,カウンターパートの思いは違った。
「見て,Yumi。この教科書。」
彼女が,2年前に国が各学校に配付した教科書を私に見せる。
(コロンビアの公立小中学校の教科書は児童持ちではない。)
学校を訪問した時,この教科書が教室の片隅や職員室,
はたまた倉庫に積んであるのをよく見かけた。
要するに使われていない。先生も教科書を見ない。
なぜか。
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生活の街 Circasia;シルカシカ市
発音はスィルカスィアの方が近いかな。
こちらにシの発音はないので現地の人はシが言えない。
寿司はスチと聞こえる。 |
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採れて洗ったコーヒー豆を道端で乾燥させてた。 |
見る習慣がないのかもしれない。
あまり概念とか教えていないから見なくていいのかもしれない。
まぁ,とにかく教科書を見せてもらった。
1年生の教科書。最初の単元。
集合数を教えるものだけど,算数というよりかなり数学的だった。
算数を学ぶ最初の時間。
マジック8本の絵 ―M
M={marcadores}
とあって,
集合とは,1つかいくつかの共通する性格や特徴をもった物の集まりです。
1つの集合は線でぐるっと囲まれ,大文字で特定します。
と,説明されていた。
うーーん, もちろんマジックは絵で描いてあるし,
マジックはスペイン語でmarcadorだからタグはMなんだけど,
=,{}の意味も読み方も習ってないよね。
いきなり使われているし,記号の意味は説明されていない。
次の時間
家にいる動物の集合
ウシの絵 ネコの絵 ウマの絵 イヌの絵―D トラの絵
D={ウシ,ネコ,ウマ,イヌ}
ウシ ∈ D → 読み方: 要素ウシは集合Dに属する。
トラ ∉ D → 読み方: 要素トラは集合Dに属さない。
要素が集合の特徴を満たす時,集合に属すると言い,∈で表します。
要素が集合の特徴を満たさない時,集合に属さないと言い,∉で表します。
衝撃…...。うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。
これが1年生になったばかりの2時間目の時間。
まだ数すら習っていないのに。
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Montenegro;モンテネグロ市
観光地というより国立コーヒー園に人が集まるって感じ。 |
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Parque nacional del café(パルケ ナシオナル デル カフェ);国立コーヒー園
テーマパーク。ショーもアトラクションも豊富。 |
カウンターパートは言った。
コロンビアの教科書はよくない。と。
この頃には彼女も私と活動してきて
日本の教科書がどの程度の内容を1時間としているかとか
段階を追って概念や意味までも教えているとかを学び始めていた。
見せてもらったコロンビアの教科書によると,
子どもが初めて出会う計算は「15+2」
おーーーーーーい,3+4とか6+2とか一桁の計算はどこ行った――。
たしかに,よくないかも。
いきなり二桁さらに筆算...。
5+2を教えていないのにどうやって15+2をさせるんだ?
立体の単元。1時間で角柱と立方体と角錐を教えるようになっている。
正方形,長方形,三角形はおろか辺や直角も習っていない1年生に。
それぞれの定義をどうやって教えるというんだろ?
角柱・・・2つの底面をもっていて,すべて平面である。
立方体・・・等しい6面をもつ角柱の形である。
角錐・・・角錐の面は三角形である。
と,教えるようだ。
ちょっと定義ではないね。性質かな。
だいたい,この3種類を同列に扱っているなんて。
立方体はカテゴリーレベルが違うし...。底面の定義もまだ教えてないし,
三角形だって習ってないってば。
うーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。
日本の教科書は,1つの内容を少しずつ教えるようになっているし,
ちゃんと段階を踏んで進むようになっている。
とは,カウンターパートの言。
さらに5年生のコロンビアの教科書を見ると,平方根(√)の学習が入っている。
なんとその平方根も2乗だけでなく3乗(∛),5乗とか出てくる。
対数(log)もある。
問題 ∛512 =
小学生がどうやって答えを見つけるんだ?
もはや私は解き方を教えられないレベル...。
とりあえず2乗の積を出してその大きさと一の位から検討をつけて
あとは試行錯誤しなさい。ぐらいにしか言えないな...(苦笑)
ココ任地には,分数のかけ算わり算もできない先生たちがまぁまぁいるんだよ。
九九も覚えていない子どもがいーーーっぱいいるんだよ。
なのに...。
うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。
そりゃ「これ教えない」って言う先生が出てくるよね。
教えても小学生が分かりそうにないんだもの。
こうやって算数というより数学として説明された内容を
5年生までには対数へたどりつかせるというのは
1年間に扱う内容がかなりあるということ。
必死に授業しても終わりそうにない。
明々白々だ。
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La tebaida;テバイダ市 Plátano(プラタノ)畑が広がる |
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Plátano;料理用バナナ,落ちてるし! |
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Tebaida市には別荘,貸別荘がたくさん |
だからか,先生たち,自分で勝手に教える内容を選んでる。
選ぶとなると,子どもが分かりやすそうな内容,
自分が分かる内容ってなるに決まっている。
自分の苦手な内容は手をつけないよね。
で,どうなるかというと,
4年生でも5年生でも整数のたし算ひき算の筆算をやってる。
桁が多くなるだけ。6桁とか7桁のたし算ひき算の筆算をやってた。
でも,子どもたち1桁ずつ指を使って答えを出してる。
だって8+3とか7+5とか繰り上がりのある1桁のたし算の仕方を
1年生で習ってないんだもの。教科書にそんなのないし。
2年生から分数を習うけど,5年生でもまだ真分数の3/8とかを
図で表す授業をやっていた。
日本だと3年生の分数の概念を教える時にそういう活動をさせ
5年生だともう異分母のたし算ひき算をやっている。
つまり,ココ任地の学校では学年が上がっても
繰り返されるだけで進んでいかないのだ。
任地では分数の概念は簡単だけど
少数の概念を子どもに教えるのは難しいという意識。
だから,分数はチョコレートやケーキを分けて概念を教えるけど
(たぶん真分数の概念だけじゃないかなぁ)
少数は教えない先生も多いと聞く。
先生自身が仕組みをよく分かっていないとかいう話も...
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Quimbaya;キンバージャ市
地面にはインディアンの遺跡がいっぱい眠っている。 |
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中央広場に公共Wi-fiゾーン!
これは県都のArmeniaにもないぞ!いいなー。 |
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馬,牛はとても身近な動物 |
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ここのお店のkuims(クミス);
ウマ,ヤギの乳からつくった飲むヨーグルトは
サイコー! |
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Quesito(ケシート;チーズの一つの種類)は,
まるで豆腐のよう。
水分あるし日持ちもしない。
切り売りされてるし,昭和か(笑) |
そこで,カウンターパートは私に言った。
キンディーオ県のために日本のような教師用指導書を作る。と。
ん?
この教科書の教師用指導書を作るんじゃないのか。
全く別に教師用指導書を作るって言ってるのか?
でも,教師用指導書って教科書の説明書みたいなものなんだよ。
だから,全く別に教師用指導書を作るんなら,その前に教科書がいるよ。
と,私が答えると,
じゃあ,それも作る。
とのこと。
内容は日本のように少しにする!
コロンビアの教科書は内容が多すぎてよくない!
先生はじっくり教えられないし,子どもは理解しないしでよくない!
と言っている。
そうか,そうか。・・・・・・ん?
えぇっ!!!???
教科書って普通,国の方針に基づいて学習内容が編成されているから,
勝手に自分たちで少なくするとかいけないんじゃないの?
そんなんダメでしょ。
そうしたら,カウンターパートが言った。
先生たちも独断で学習内容を選んでいるんだ。
と。
いやいやいや,それはそれで問題だけど先生たちが勝手に選ぶのと,
はじめから学習内容が網羅されていない教科書を作るのとでは
意味が違うから。
私は,反対した。
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Peñas blancas(ペーニャス ブランカス);白岩山からCalarcá;カラルカ市の眺め。
奥には私が住むArmenia市が見える。 |
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おぉ!この現象すごい!下山中の光景。
雨がどこに降ってるか分かる。
奥にもあるの分かる?この時はこういう現象が4つできてた。
そこは土砂降りなんだろうなぁ。 |
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Peñas blancas;白岩山(Calarcá;カラルカ市) |
いくらきっちり教えられないくらい内容が多いと言っても
国が決めている学習内容は義務だからと。
それに背いてまで勝手に作ったら,教科書として認めてもらえないし。
苦労して作っても,結局は国がダメって言えば使ってもらえない状況になる。
意味がない。無駄足になる。
そもそも,国の制度に背くなんてそんな!
そんな教科書を使わせるなんて,負い目・引け目を感じるどころか,
そんなことに協力するなんてできないよ!
とうとうカウンターパートは言いだした。
教育省も内容は少なくていいと言っている。と。
おいおいおい,これで教えろと言っている教育省が少なくていいと言っている?
何それ。意味わかんない。
なにはともあれ,教科書を作るなら教育省の出している学習内容に沿って
作らなきゃ。
現段階ではね。それが,公教育というものだよ。
そこに問題があるなら,それを変えさせてからじゃないと。
必死に反対する私に,カウンターパートは持ってきた。
教育省発行の「標準学習内容」という冊子を。
学習内容一覧表を見せてもらった。
なんと学年ごとに分かれちゃいない。
1~3年と4~5年の2つに分かれているだけ。
カウンターパートもじっくり読み始めた。
「見て,これ。Yumi。どこからどこまで教えるとか,
何を教えなさいとかこれは何も言っていない。
何を教えたらいいのか,私たちにも分からないよ。これ。」
は?どういうこと?
私も読んだ。
1~3年生欄には
「たし算やかけ算場面の答えを見つけるため,
計算(特に暗算)や見積もりなどの様々な方法を使う」
とある。これが教える学習内容を示したもの?
何桁ともないし,整数・少数・分数ともない。
この書きぶりだと,3年生で1桁のたし算で指を使ったり
図を描いたりして答えを見つけさせていいってことにもなるし,
37/126 + 782/67 を暗算でさせてもいいってことになる。
要するに,何をさせてもいいようなものだ。
国が示す学習内容の捉え方が日本と全くちがう。
日本では,国が示す学習内容は(厳密にいえば各学校で教科課程を
作る際の基準となるものを国は示している)絶対だ。
教師として教えなくてはいけない義務である。
一方,コロンビアは国がはっきり示しているわけではない。
「標準学習内容」と言いながら学習内容として成立する書きぶりではない。
そりゃ,発行機関の教育省自体が「内容は少なくていい」とか言うはずだ。
先生たちも勝手に教える内容を選ぶはずだ。
と言っても,先生たちは統計領域はまったく教えないとか図形はすっ飛ばすとか
「標準学習内容」に書かれていることすら教えていない現状があるけど。
(さらに,最近発覚した事実は,この「標準学習内容」にあたるようなものが
教育省から異なる内容で数種類出ているそう...。
はは…。もはや,教育省自体が一体化していないのか...。)
これなら,現在配付されている教科書より少ない学習内容の
教科書を作っても国の方針に背くわけではない。
たし算・かけ算としか書かれていない。
確かにどんなたし算をどの学年で教えるかは決められる。
作る教科書の学習内容が「標準学習内容」からはみ出ていないかだけを
照らし合わせて確認すればいい。
|
Buenavista;ブエナビスタ市 「素晴らしい眺め」という意味。
街自体がかなり山を登ったところにあり,名前の通り眺めが良い。 |
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コーヒー農園。ぜーーんぶコーヒーの木。
Buenavista市を合わせて周辺4市はコーヒー豆でとても有名。
良質,高級豆。他で採れた豆よりお高い。 |
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赤く熟れたコーヒーの実。果汁は甘くておいしい。 |
とうとう私は観念した。
「分かった。」
キンディーオ県独自の学習内容の教科書を,そして
その教科書の教師用指導書を作ろう。
でも,何年生でどこからどこまで教えるっていう指針が
この国にはないんだから,それを決めないと教科書って作れないよ。
だって,1年生の教科書に何の内容をどこまで載せたらいいか
分からないから。そして,それを何時間で教えるとかがないと。
と,私。
「分かった。それも作る。」
と,カウンターパート。
算数の全学年,全領域だよ。
「作る。」
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有名な観光地 Salento;サレント市
国内はもちろん国外からの観光客も多い。 |
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パステル調の街並みが人気。
ちなみに近くに流れるキンディーオ川で
鱒を養殖しているので鱒料理がおいしくて有名。
超デカいPatacón(プラタノをつぶして極薄にして揚げた料理)も有名。 |
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展望台からの眺め。
Cocora(ココラ)という村の森まで行けば世界一高いヤシの木がある。
行くならハイキングするつもりで覚悟して歩いてね。 |
こうして,日本ではただの一教師でしかない私が,
任地のカリキュラムの編成にまでかかわるという重大責任を
負うこととなってしまった...
編成したカリキュラムでキンディーオ県の子どもたちが学ぶのだ。
逆に言えば,子どもたちが何を学べるのかは
このカリキュラムにかかっているのだ。
はぁーーーー...,責任重大だよ...。
今現在でも,そんな重大なことにこの私が関わっていいのだろうかと思う。
(そう言いつつ,もうカリキュラム編成は終えたんだけど;笑)
一緒にカリキュラムや教科書,教師用指導書を作る仲間は
みんなただの一教師だ。
学校でクラスをもち,授業を行っている。
(コロンビアは小中学校は2部制なので午前中とか午後だけしか授業がない。
午前の部は朝7時とか7時半に授業が始まる。午後の部は夕方6時まで。
だから授業のない午前か午後に一緒に活動している。
私は午前メンバー,午後メンバーと相手を変えながら1日活動する。)
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最後は,やっばり私の住む街 Armenia;アルメニア市
これまで散々載せているから紹介する必要もないか?
でも県都なのでちょっと都会的なところをアピっておくかな。 |
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市の大聖堂。三角形の建物で現代的。 |
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ショッピングモールの中。金魚などが泳いでます。 |
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コロンビアではコーヒーをミニカップで売り歩いているんだけど,
その台車がかわいいのがArmeniaの特徴。よそは普通の台車。
これはcafé taxi(カフェ タクシー)って書いてあった。他にもバス型のもある。 |
私を含めそういう普通の立場の教師が,カリキュラムや教科書などを
作ってしまえるんだから,ある意味コロンビアってすごい。
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家の近くのCafetería(カフェテリア)
ここはメッセージ付きのコーヒーが来る。
「ひき立てのコーヒーは空の匂い」だって。
「すばらしい日々は1杯のよいコーヒーから始まる」ってのももらったな。
オシャレだよね。
メッセージ付きってのがちょっと日本的だと思わない?
おもてなしの心があるというか。
コロンビアのこういうとこ,親近感がわくんだよな。
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※ちなみに,さんざんダメ出しした教育省をフォローすると
2016年6月か7月に教育省から新しい学習内容の指針が発行されます。
それを一足先に見せてもらったら,学年毎に学習内容を示してあったし,
どういう内容を教えるのかと例を示しながら説明してあって
ずい分具体的に改善されています。
実は,教育省も現行の学習内容の指針の出し方のまずさは理解しているんです。
キンディーオ県のこういった動きも,どこからか把握して
教育省から協働しようともちかけてきました。
風景写真がなくて載せなかったけど,キンディーオ県には他にPijaoピハオ市,Córdobaコルドバ市,Genováヘノバ市があります。この3市は先に紹介したBuenavistaとともにコーヒー豆で有名です。県内12市。行ったことがないのはあとCórdobaだけとなりました。
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