木曜日, 4月 30, 2015

学校がない日々。

書きたいことは山ほどあるけど,やることいっぱいでブログまで辿り着かず…

そんなコロンビア生活から ¿Cómo amaneció?


自然と街の調和がステキなFilandia, Quindío(キンディーオ県フィランディア市)



今回は書くのにあまり時間がかからず,タイムリーな話題で一つ。

ただいまコロンビアは,先生たちのストライキ中。

4月22日(水),私とカウンターパートがグアテマラで在外研修中に

カウンターパートから「今日から始まったんだよ。」と聞いたので,

30日の今日で早9日間。

私は,ボランティアとして直接学校に行く活動が少ないから

あまり活動に支障はないけれど…。



それでも今日は木曜日なので,本来私は2つの小学校4つのクラスに

リコーダーの授業をしに行くはずだった。

けれど,ストライキ中ですから当然授業はあっていない。

子どもたちも学校には来ないんだそう。




私が小さい頃は,日本でも先生たちのストライキがあってて

子どもは学校で自習していたような記憶が...

せいぜい1日か半日くらいだったような...

先生たちも職員室に待機していたと...

あぁ,歳がバレる(笑)


だけど,カウンターパートは学校に行ったから,

先生たちは学校に集まってるのかな。

そこはコロンビアも同じなのかな。

カウンターパートの所属する学校の校舎Circasia, Quindío(キンディーオ県シルカシア市)






ここ任地アルメニアでも県庁までの道のりを

先生たちのデモが通ったりしているらしい。

県庁前でシュプレヒコールが起こっているもよう。

私たちボランティアは,そういったところに

近づいてはいけないので(安全面から)

知り合った先生たちのFacebookの画像とか,ニュースとかで見るだけだけど。


いつまでなの?

ってカウンターパートに聞いたら,「さぁ。」って。

労組と教育省?それとも各県庁?その辺はよく分からないけれど,

行政側との同意がとれれば終わるのだそう。

知ってる中で一番長かったストライキは?と聞いたら,1ヶ月だったって。

うーーん!1ヶ月も授業なかったら,1年間の授業内容が終わらないんじゃない?

ただでさえ先生の独断で,学習内容を教えたり教えなかったりするのだから。

ますます子どもたちが教わる内容が減っちゃう。



でも,先生たちの気持ちも分からなくはないんだよなぁ。

学校に教材に関するシステムがないから,

先生たちは,少ないお給料から自腹きって

子どもたちに渡すプリントのコピー代とかちょっとした教材とか買ってるもんなぁ。



就学前のクラス。
コロンビアでは小学校の中にあり,
義務教育の一環として存在。
(田舎以外ww)
3年生。重さの学習。
先生,子どもたちに重さを測らせるため
たっくさんの物を買ってきてた。
















先生たちも研修とか受けてがんばってるもんなぁ。



カウンターパートと共に実施した
かけ算との出会いの授業の仕方の研修会
実際の授業形式で実施。
板書は私の担当,
授業進行はカウンターパート。
というように役割分担をして。
カウンターパートが実施した教材を用いた
数学の授業の仕方の研修会
(中学校数学教師対象)
 



















先生たちのストライキはコロンビア全土って言ってたけれど,

やっぱり全国の公立小中学校で授業があっていないのかな。

どうなんだろ。




とにかく,子どもたちのために早く双方の合意がとれますように。

私は祈るしかありません。


授業観察に行ったときに撮った1枚。5年生。

 


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2 件のコメント:

  1. 先生たちのストライキ継続中。本日,5月4日。授業がなくなって2週間が経つ。

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  2. 行政側と労組が合意に達し,ストが終了しました。
    結局2週間半,授業がありませんでした。
    子どもたちは,6月後半から3週間の休暇に入るのですが(先生たちは2週間の休暇),
    そこで,1週間授業を延ばして休暇を2週間に減らすんじゃないかな。
    と言っていました。

    返信削除