ボゴタ市内から見た山 |
低くて近くて,そうは見えないでしょ?だって,ここが標高2600mだから。
そんなボゴタより¿Cómo está?
ボゴタではJICA連絡所というのがあって,マンションの一室を連絡所としています。
派遣されているボランティアたちの集会所のようなものです。宿泊もできます。
地方に派遣されているボランティアたちも年に数回全員が首都に上がってきて
報告会や総会など行います。そんな時の宿泊所になったり。
ボランティアだと,自由に出入りできます。
大きな意味は,何かあった時の緊急避難場所。
最近は,連絡所はなくなる傾向にあって,
派遣された国によっては,ないところも増えてきているそうです。
そんな中,連絡所がまだあるということは,
それだけ急きょ任地にはいられない,首都に引き上げて待機しておく。
という可能性があり,緊急避難場所をなくせないということ。
私も任地に赴くまでの約1ヶ月はここで寝泊りするのですが,
連絡所はとても便利。
しかし,何か起こるかもしれない国なんだなとも改めて認識させられました。
連絡所は,たぶん家族用のマンション。周りの居住者もきっと同じ感じのはず。
リビングダイニングキッチン。広々~~~♡ |
おしゃれで広いキッチン |
コロンビアにはエストラートという制度があります。
居住区域を階級制みたいに振り分けている制度。
エストラートは6つに分かれ,エストラート1,エストラート2と
住んでる地域が分けられています。
何を表すのかというと,数字が小さいほど公共料金などの支払いが安く,
反対に数字が大きいほど水道代や電気・ガスなどの料金が高いってこと。
聞いて,一見いいように感じるけど,問題も出てくるんじゃないかなぁ。と思ってます。
支払い料金の高い低いで分けられるということは,
必然的に,エストラートの高い所=富裕層と低い所=貧困層と分かれちゃいますよね。
となると,治安も変わってくるだろうなぁ。
というか,やっぱりエストラートの数字が小さいほど治安が悪く,
ボランティアの立ち入り禁止区域になってますし!
また,街の整備もエストラートが高いほど整っています。
エストラートはボゴタの南の方から数字の小さい順に並んでいるので,
街を歩いているとだんだん街の様子や雰囲気が変わってきて,すぐ分かります。
ボゴタはSur(南)の地域と言うと,危険!というイメージが浮かび,
Norte(北)と言うと,きれいで治安がいいというイメージ。
たった数日しか住んでいない私でも,もうそのイメージができました。
だから,私の考えるところでは,
人々は,エストラートの高い所に住むことがステータスになるんじゃないかなぁ。
逆に,エストラートの低い方に生まれた子たちは,
どうせって気持ちになるような気がするんだけど...。
住んでるエストラートで,人からの見られ方が変わる気がする。
この制度,大丈夫なのかな。
今のコロンビアの貧富の格差では仕方がないのかなぁ。
JICAの連絡所は,治安面を考慮して,
エストラート5か6の所にあります。(まだどっちかはっきり分からないけど)
だから,上の写真は,わりかし富裕層のおうちの様子だと思います。
広いね。オシャレだね。
そんなおうちでも,不便な部分がw
でもガスの元栓はガス台の中! 毎回4口ガス台を持ち上げて元栓を開閉。重い! |
広いキッチンの割には,シンクはとっても小さい。 |
電気式ボイラー。この量のお湯が使えます。 |
シンクは,現地の人にとってこのサイズでOKなのかも。
コロンビアでは,3食のうち一番メインの食事は昼食。
朝食と夕食は軽食です。パンとコーヒーという日もあるんだって。
昼食がメインということは,みんな学校や仕事先で食べちゃうだろうから,
家で作る食事といえば軽食のみになりますよね。
だから,シンクもこのサイズでいいのかも。
お湯は,使い放題の日本のありがたさを感じます。
こちらでは,ボイラーに入っているお湯の量しか使えません。
それ以上使おうとすると,またボイラーでお湯が沸くのを待つ!
それにかかる時間約1時間!食事後の片づけでお湯を使って
それから,家族でシャワーを使おうと思ったら,
量を考えながら使うか,うまく時間を合わせるかですね。
コロンビアの人たちは,夜にシャワーを浴びるのかな。朝かな。
どっちだろ。
おまけ♡ お隣さんのハロウィン仕様の玄関ドアw |
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